九十九島凪海のいいナミきてる? – 第01回 おいしい世知原茶のヒミツを探りにきました! 02

第1回

おいしい世知原茶のヒミツを探りにきました!

協力:前田製茶さん

あっ!前田社長発見!
社長!いろいろお話し聞かせてください!

いきなりですが、社長!受賞歴すごいですね。もうなんか、完全に賞狙ってますよね?
いいナミ来てますよね?

 

社長:ハハ・・ 狙っているというか、自信というかね・・もうほらここは小さい産地だからね。高品質のお茶を昔から目指してたし、このあたりの人たちはみんな自信持ってるよ。
あと、昔はお茶って、すごく高値で取引されていたし、品評会とかわざわざ出さなくても、結構儲かってたのよ(笑)

ははは。

 

社長:でもね、最近はね、お茶の価格も落ちてしまって、みんな飲まなくなって、消費が落ち込んでるからね。となれば、品評会とかに出して、とにかく知名度を上げないといけないなと思ったのよ。それがきっかけかな。

 

なるほどー!

 

社長:あとね、農家さんも個人で販売される方が非常に多くなってね。あと、世知原町は、昔から6次産業化ということで、自分で作ったものは、自分で売らないとダメ!という気持ちが強い分、先見の明があったんでしょう。だから世知原町は、昭和50年代から品評会にウエイトを置いて、「頑張りましょうで!」「いいお茶ば作りましょうで!」ということでみんなで進めてきたから、ここまで良い賞が獲れていると思いますよ!もちろん、ウチだけじゃなく、他のお茶屋さんもね。

そういった経緯があるなんて、知らなかったです。
あと、世知原茶、飲ませていただいたんですが、すっごく甘くて、美味しかったんですが、美味しいお茶づくりの秘訣ってなんですか?

 

社長:最近は、機械で選別とかもやるので、そこに差はないと思ってますね。
やはり、いかに、いい葉っぱをつくるか?そして、いい土をつくるか?ですね。
この世知原町の気候を見ながら、肥料とかも考えたりして、とにかく日々、管理を徹底していますね。

 

すごく大変ですよね。

 

社長:よく、大変ですね。とか、ご苦労されてますよね。とか言われるんだけど、全然苦労はしていないのよ。だって、僕にとっては当たり前のこと、当然のことだからね。